
釣友W氏、鎖骨骨折I氏とともに大崎の地磯に。
磯の夜明けはいつも美しいが・・。
今回は釣友W氏と、鎖骨骨折からリハビリを経て、完全復活したI氏とともに、平戸へ釣りに出かけた。
いつものように長崎県平戸市の浜本ツリセンターさんにお世話になり、大崎の地磯にあげてもらった。
まだ夜明け前の暗いうちに磯にあがり、一息つくワシとにわ子。
ワシらは完全に夜が明け、あたりが明るくならないうちはよく見えないので足元がおぼつかない。
そう、ワシは老眼+鳥目なのだ。
当然、仕掛けを作ることなど到底できたものではない。な~んにも見えないんだから。ましてや細い糸や針などはいくら目をこらしても見えないので、明るくなるまでははやる気持ちを抑えて、じっと我慢の子なのである。
ところが、ところがである。
となりの磯ではすでにW氏が釣りを始めている。
ま、マジか!!こんな薄暗い中で仕掛けを作り、ましてや磯の上に立って釣りをしている。
W氏よ、あなたはこの暗闇の中で仕掛けを作れるのか・・・。あなたには視力の衰えというものがないのか・・・。恐ろしいばい。恐ろしかばい!!W氏!!

ワシとにわ子はご覧のように、灯りをともしながらじっとしているのみなのだ。
そして早々に釣りを始めたW氏の竿が大きく曲がる。
な、な、なんじゃーー!!いきないかよーー!!朝マズメとはよく言ったものだが、朝一番に大きなあたりをとらえたW氏。あがってきたのは・・・

46センチのでっかいクロ!!
焦るや~ん、マジで焦るや~ん。もしかしてこの暗い時間帯が時合なのか。
しかし・・・ワシは・・・老眼+鳥目で・・・糸が見えん・・・。つまり準備すらできないのである。
焦るや~ん・・・。
まあ、焦ったところでどうなるもんでもない。何せこれは老化現象なのであるからして、ワシがどうあがこうがどうにもならんのだ。
夜が明け、ワシらも釣り開始じゃ!
夜が明け始めると、ワシもようやく準備開始。
本日は小潮。午前7時くらいが干潮なので、上げの潮を釣ることになる。
仕掛けを海に投入すると・・・
??おや~ん??あまり潮が流れていない。いつもだと右から左へ川のように流れる潮が、この日はトロトロの潮。何だか嫌な予感がするな~。と、思っていたのだが、今日のにわ男ちゃんはひと味もふた味も違った。
怒涛のヒットシーンをご覧いただこう。




ガハハハ!!
どうよ、どうよ~!!
今日のにわ男ちゃん、かっちょええやろーー!!
W氏のような40センチオーバーとまではいかなかったけれど、30センチ台前半の魚は気前よくリリースするという、めったにできない暴挙。
昼過ぎからは風が正面からの強風になったので、早々と片づけをしてしまったが、それでも満足の釣果。

34~38センチのクロを6尾お持ち帰り。
にわ子は2尾、ワシが4尾の持ち帰りだ。
と・・・いうことは・・・にわ子に完全勝利なのである!!W氏には勝つことができなかったけど、久々に、にわ子に完全勝利!ガハハハ!!気分がええのお。この家庭内パワーバランスは次の釣行まで保たれる。
そしてこのクロは

超絶美味い刺身になったのだ。
しかも今回、魚の持ち帰りを変えてみた。いつもは釣れたらすぐに締めて血抜きをし、冷海水に入れて保管しておくのだが、今回は納竿直前まで活かしておいて、船が迎えに来る頃に締めて血抜きをして冷海水に入れた。
この数時間がどのように影響を及ぼすのか確かめたかったのだ。
結果、やはり直前まで活かしておいたほうが美味い!!
身の弾力と甘さが際立つ感じがする。熟成させた方が好きな方もいるとは思うが、ワシはなるべく新鮮な状態を保ったまま食したい派である。
これは成功だ。
おまけ。
今回の釣行でW氏はこんな大物も仕留めていた。

巨ボラである。
これをW氏が持ち帰って食ったかどうかは・・・不明である・・・。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。
久しぶりに満足な釣果でした。さて、釣好大全九州ではブログランキングに参加させていただいております。よろしければ下のにわか面をクリックしていただき、応援いただけると幸いです。よろしくお願い申し上げます。
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