
だごちん VS ショアジギング
餌をつけてるのに、餌なしに負ける・・。
炎のダイワマン氏より頂いた、だごちんの竿をひっさげて、だごの練習に。
にわ子はドはまり中のジグ練習に。
それぞれの思惑をもって、いつもの呼子の海にやってきた。
2時間ほどの鍛錬である。


炎のダイワマン氏より頂いた竿。
やはり専用の竿だけあって、素人のワシにもだんごが割れる瞬間や、魚がつつきまくるアタリがとてもよくわかる。
竿先の繊細さが全然違うんだな。
竿先を見ているととても面白い。
ツンツンついばむ感じだとか、グイッと咥えこむ感じがそれぞれの表情をもって現れる。
ただ釣れてくる魚の種類が問題だ。
狙いとしては、根魚かチヌあたりを釣ってみたいと思っているのだが、まだまだ未熟なワシに釣れてくるのはこいつらばかり。


魚があたってくるのは嬉しいが、これでは食卓を飾ることができない。
ひたすらだんごを投入し続けるが、こいつら以外の魚は釣れない・・。
バリ(標準和名はアイゴ)は食したことがある。
大きい奴であれば、釣ってすぐに毒針部分と内臓を取り出し、血抜きをしてやれば臭みがないので、煮付けや刺身でもわりと美味しい。
特に煮付けは身離れが良く、ワシは好きな味である。
ただ、この時釣れたバリは全て足裏サイズ以下。
もう少し大きければ数尾は持って帰って食べても良かったんだけど・・・。
ゴンズイはどうなんだろう??
これって食べることができるのかなあ??
どなたか食べたことがある方いますう??
もしあればどうやって食べるのかなあ・・・。
毒のある部分はどうやって処理するのだろう・・・。
疑問はつきない。
まあ、見た目はあまり美味そうには見えないけどな。
一方、ジグ練中のにわ子
日が落ちたあたりから、何やら水面がざわつき始めた。
イワシが何かに追われている。
ところどころで、正体不明の魚がライズする。
な・な・何だあ??
うす暗くてよくわからないが、青物のようである。
すると、にわ子の目の前で同じようなナブラがたった!!
きたあよおお!!
マジ??
まじで釣ったんかあ??
見るといっちょ前に、ファイトしとるやないか。
竿がけっこう曲がっとる。
そしてにわ子がぶりあげた魚は『サゴシ』
こいつがライズしていた魚の正体であった。
当然、にわ子はドヤ顔である。
この日、にわ子が釣り上げた魚がこちら。

我々のとなりで、アジゴ釣りをしていた老夫婦が口をそろえてワシに言う。
「奥さんしか釣っとらんなあ。」
わかっとりますがな!
ワシは完全に負けとる。
にわ子が釣った魚は、アコウは二日ほど寝かせてお刺身で、サゴシは干し物にした。

アコウはとても美味かったな。
食感も十分残っており、旨味が凝縮されて、とても美味。
しかし、ワシが釣ったわけではないので、悔しさは残るな・・。
ああ、
また、あの時の老夫婦の言葉が甦る!
「奥さんしか釣っとらんなあ。」