長崎県平戸市、阿値賀島へ行くどおおお!
一本のラインが入る
某日。
一本のラインが。
『週末どこに行くか決めてますかあ?』
さすらいの上物師W氏である。
ここ2週間以上、週末は荒天で磯釣り師たちは海を見たくてしかたないのだ。
気持ちは磯の上にあるが、渡船がでないことにはどうしようもないという状態が2週間以上続いていた。
W氏もそのひとりである。
このようなやり取りの末、阿値賀島(あじかじま)釣行は決定した。
みんな、魚と出会いたくて、ウズウズなのである。
午前9時、遅めの出港。
一便は早朝であったため、午前9時の第2便で渡船を予約。
三時間ほど車を走らせ、長崎県は平戸市へ。
さてさてと、出船である。
休日ということもあり、阿値賀島はどの磯も満員御礼。
その中でも、なんとか風裏であがれそうな磯を船長が探してくれる。
頼りになりまっせ、船長!
W氏は完全にイメトレ中である。
きっとでかいやつを釣っているイメージトレーニング中だ。
その横で、にわ子はひょっこりはん。
そういえば・・・ひょっこりはん・・・どこ行ったんだろう・・・。
そのうちに
段々とW氏は戦闘モードに突入する。
本気になってくると、W氏は変身する。
甲冑姿になっとるーー!
これはかなり本気の証拠だ。
後ろの釣り人は目を合わさないように、細心の注意をはらっている。
目が合えば、一撃である。
いざ上陸
ほどなくして、磯へ到着。
三人であがるには少し小さめの磯であるが、贅沢は言っておられない。
釣りができることに感謝である。
風は北西の風。
風は回り込んでくるものの、かろうじて風裏になる。
潮は上げになる時間帯であるが、船長によるとうねりがでてくるとのこと。
安全第一で、がんばるべー!
荷物を安全な場所へ運ぶ。
小さな磯であるうえに、足場が悪いものだから、高場へ荷物をあげるのにひと苦労。
にわ子はすでに、バテバテである。
一方のW氏は、さすが!釣師らしく、海況を観察している。
釣り始めが遅かったので、早速準備。
にわ子もW氏も基本に忠実である。
まずは玉網を準備。
何か物を落としたときに、最初に準備する玉網が助けてくれる。
うんうん、いいよ~^^
そして、仕掛けを準備。
二人ともなかなか気合入っとるな。
ワシもそろそろ準備しよ~っと。
さてさて、この回のこの釣行、どんなワクワクが待っているのか。
海はやっぱり、いいなあ!!