長崎県平戸市、西浜エリア釣行。
下早福瀬。
魚の干物は美味い。
アジの開き、鰯の丸干し等々、余分な水分を取り除いた干物は魚の旨味が凝縮して、このうえなく美味い。
しかし・・・
人間の干物は・・・
あーーー、恐ろしい！！おぞましい！！
何を訳のわからんことを言っているのか、それは後々わかるんだ。
というわけで、今回の釣行は長崎県平戸市、西浜エリアにある『下早福瀬』。
前日から瀬泊りしている方と入れ替わりで、この一級磯にあがることができた。
釣果を聞いてみると
な、な、何と！！立派なアラ（クエ）を釣り上げていた。
すると、快く「よかですよー。」
うんうん、釣り人は心が通じ合うんだな。有難う。クーラーからはみ出さんばかりのアラ。見事である。
こちらがそのアラ・・・・・
？？？？？？
あれ？？？
こちらがそのアラ・・・・・
？？？？？
ぎゃあああ！！やっちまったああ！！あれだけ写真を撮りまくったのに、カメラにSDカードを装着し忘れたあ！！
ということは・・・写真が・・・一枚もない・・・。
データ喪失。
BLOGに写真が一枚もないなんて・・チョコモナカジャンボにチョコが入っていないのと同じじゃないかあ・・。苺の入っていない苺大福と同じじゃないかあ・・・。
何もかもが悪い方向に向かうべくして向かったのだ。
この日は湿度が高く、気温も高かった。
磯にあがった時には、前日から瀬泊りしている先客がいたので、ワシらはその方々の邪魔にならないように荷物を少し離れたところに移動しなければならなかった。
距離にしておよそ１５ｍ
たった１５ｍって思うだろ？
ところが足場が悪い磯の上では、その１５ｍが何倍にも感じる。起伏がある地形を重い荷物をもって移動するのだ。まさにアスリートが行う秘密の特訓並みにしんどいし、息が切れる。
ほんでもって、先客が帰った後には、またその荷物をもって、もとの位置に戻る。
2倍の苦しみである。
重い荷物の往復を終えたとき
にわ子が星一徹に大リーグボール養成ギプスをはめられた星飛雄馬のように、ブルブルと震えていた。
？？？
やべっ！！やべえなこれは・・・
熱中症寸前ではないのか？
魚の干物は美味いが、人間の干物は・・いかーーーん！！（最初のくだりはここに帰着するのか・・・オチが長げえな・・）
すぐにクーラーから保冷剤を取り出し、わきの下に挟ませ、持ってきていた携帯扇風機を全開。
パラソルを広げて日陰で休ませた。しばらくすると回復したのでひと安心であったが、夏場の磯は危険であることを実感した。
やれやれである。
と・・・ふと冷静に、今度は自分を観察すると・・・汗が出ていない・・・。妙に脱力感がある・・・。
ぎゃああ！！やべえー！！今度はワシかああ！！
経口補水液OS1を！！・・・ってそんなものはない！！
とりあえず持参しておいた緑茶を飲み、しばらくおとなしくしていた。
そんなこんなで、苦行の磯であったから、写真のデータなんぞ気にする余裕もないわけで、ちょいと辛い釣行となったわけだ。
にわ子はその後復活し、しっかりと時間ギリギリまで釣りをしてたけどな。
釣果は・・・。
磯の上の写真データはないけれど、釣果写真だけはキッチンでしっかりと撮っておいた。
クロにタカベ。
クロは最長寸で34センチ。満潮を迎え、下げ潮に変わってからは潮流が複雑にからみ、渦をまいたような感じになってからはアタリが遠のいた。
例によって『鬼締め』をして持って帰ったので、体色がすこぶる良いだろ？
しかしなんだなあ。
毎年夏の磯には行ってるけれど、こんなにしんどかったのは初めてである。
よる年波には勝てんかな・・・。
熱中症の恐ろしさを身をもって体験した釣行であった。
OS1を持っていこう・・・。
本日もご覧いただき、ありがとうございました。
熱中症は恐ろしいですよ。気が遠くなります。さて、釣好大全九州ではブログランキングに参加させていただいております。よろしければ下のにわか面をクリックしていただき、応援いただけると幸いです。よろしくお願いいたします。
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